大型台風の到来で出発が危ぶまれていましたが、台風は、前日に近畿地方を通過してくれたお蔭でほぼ定刻の出発になりました。因みに1日前だと8時間遅れになっていました。ツイテイマシタ。
飛行機は、深夜0:55関空→4:40バンコクに到着です。バンコク到着後はアユタヤGCに直行です。ゴルフの後は、アユタヤ遺跡の観光と象乗り・虎(本物)との記念撮影を行うスケジュールにしました。
第1日目 アユタヤGC
初めて目にするタイのゴルフ場です。起伏は、少ないようですが、ほとんどのホールで池が絡んでいます。ヤシの木を見ると南国のゴルフ場に来たんだという実感が湧いてきます。
まずは、ドライビングレンジへ。言葉が通じるか不安でしたが、個々のカートに乗って、レンジへ連れて行ってくれました。練習ボールを3箱(3人分)を買って100B弱(1B=3.5円)でお釣りは係の人へチップ。少額でもワイ(タイの伝統的な挨拶の仕方。合掌してお辞儀をする)してくれます。
いよいよスタートです。期待と緊張の中のティーショットは、力みがあって少し引っ掛け気味に左方向のラフに。昨夜かなりの雨が降ったようで芝のあちこちがびちょびちょ状態です。苦労しながら5オンとしますが、1パットで沈めてダボ。グリーン上に何だこの円は???
どうやらこの円内に入れば「OKパットよ」と言うことらしいです。
普段、OKの尺度は、まちまちですが、これなら公平かも(上りラインと下りラインでは違うような気もしますが、ここはタイ。「マイペンライ(気にしないで気楽に)」で行きましょう!
1パットで気をよくしたゴルフおやじは、続く2番ロング488Yを3オン2パットでパーをゲット。良い気分です。続く3番ショート121Y。これも1オン2パットのパー。「タイのゴルフ場は、良いゴルフ場じゃない」と3ホール回った時点で今回のゴルフ旅行に来た甲斐があったと思わず鼻歌が出てしまいました。
キャディーさんはどんな可愛い子がついてくれるのかと期待しましたが、・・・。結構な色の黒さと真っ白い歯が際立ったキャディーさんでした。距離は正確でしたし、グリーンも熟知されていました。(十分じゃない?!)
後半の途中で突然の豪雨に見舞われました。スコールと言うのでしょうが、その降り方は半端じゃありません。しばらく待っていましたが、雨は強くなる一方です。あと少し(10分)待って止まない場合は、ここで終了にしましょうと言うとアッと言う間に雨があがり、青空が戻ってきました。お蔭さまで第一日目は、全ホール回ることができました。
ゴルフおやじのスコアは、1バーディー、7パー、2池ぼちゃで45+46=91で幸先の良いスタートになりました。
昼食で注文した「空芯菜」がとっても美味しかったです。
ゴルフの後は、アユタヤ観光です。ここから車で20分ほどで到着です。ゴルフおやじは1ヵ月前に家内と来ているので、道案内を買って出ました。
2日目 ナバタニGC
1975にWorld Cupが開催された名門ゴルフ場にやってきました。国道からの入口には、門番があり、警備員が入ってくる車をチェックしています。門番を過ぎると高級住宅が続き、その奥にゴルフ場がありました。実に美しいゴルフ場です。ここは練習場がないので、パットを少し練習して、ティーオフです。
出だしトリプル、ダボと続きますが、3番ロングで3オン2パットのパー、4番ショートで1オン2パットのパー、5番6番のミドルをボギーとしますが、7番ミドルを2オン2パットのパー。8番で奇跡が起こります。ティーショットの後の2打目、3打目をミスしてしまいますが、4打目100Y強をPでナイスショットと思ったら、何と直接チップイン!だからゴルフは辞められません。前半45。後半は暑さに負けて48の93 何とか90台で回ることができました。
3日目 ロータスバレー GR
この日は、タイの前国王の葬儀の日ということで、ショッピングセンターもコンビニも飲食店もほとんどが閉店で禁酒日です。
でも、ゴルフ場はオープンしていました。ゴルフ場に行く途中でも各地のお寺にお祈りに訪れる人の列が続いていました。これだけ国民に愛されている王様は幸せだと思いました。
ここのゴルフ場も美しかったですね。池は、常に絡んでいたように思いますが、池にも大分慣れて来て、ティーショットは思い切って振り抜けるようになりました。
1番ミドルをダボとしますが、2番ロング499Yを3オン1パットでバーディーをものにすると3番ショート138Yも1オン2パットのパー。でも、快進撃はここまで。8番のショートのパーを除いては、ダボが続き、前半49。後半は暑さにやられ54 久々に100点越えになってしまいました。
3日目にして漸く綺麗なキャディーさんに当たりました。
誰ですか? にやけている人は・・・。
綺麗なコースが続きますが、とにかく暑い、暑い、暑い・・・・・。
体中の水分が入れ替わりました。
ハーフタイムに大好きな「マンゴースムージー」を頂きました。T氏が注文した赤い飲み物は「スイカスムージー」美味しそうに見えたので、ラウンド終了後に頂きました。こちらも美味しかったですよ!
第4日目 アルパインGC
高級ゴルフクラブと言えば、アルパインゴルフクラブを外すわけにはいきません。
エントランスに入った時から高級感が溢れています。
キャディーさんの質も高いとのことですが、今日の私のキャディーさんはどうでしょうか?
とても気の付く優しいキャディーさんでした。スタート前にドライビングレンジに行きたいと言うと、カートを運転してくれて、練習場に。カートからバッグを降ろし、クラブを手渡ししてくれます。後から見られていると緊張しますが、ナイスショットが出ると拍手をしてくれます。日本から持ってきたお土産のキビ団子を渡すとワイをして喜んでくれました。今日は楽しくラウンドできそうです。
いよいよティーオフです。実に綺麗なゴルフ場です。流石の竹原も4日目ということもあり、少しお疲れモードのようです。ダボ、ダボ発進となってしまいましたが、キャディーさんは「ドンマイ」と励ましてくれます。続く3番165Yでようやくパーが取れると自分のことのように喜んでくれました。ロングでは、OB・池ポチャ・バンカー往復とかで何と12も打ってしまいましたが、キャディーさんはしっかりと打数を把握してました。
後半はミドルでパーを1つ取れただけでしたが、スコアはさておき、とっても楽しいゴルフになりました。スコアは聞かないで。
5日目(最終日)キアタニCC
いよいよ最終日です。キアタニCCは、空港に近く、また、日本人に多く利用されています。
午前中にホテルをチェックアウトし、お昼からのスタート。ゴルフ終了後は、空港へ直行です。
ゴルフおやじが着て行った服が、ここのキャディーさんと上下ともかぶっていたのでびっくり。他のキャディーさんも「セイム、セイム」と笑っていました。
あちこちで日本語が飛び交っています。まるで日本のゴルフ場のようです。
池はありますが、平坦な地形で思い切ったティーショットが打てました。我々は、電動カートを利用しましたが、この暑い中、徒歩で回っているゴルファーを何人も見かけました。とてもそんな真似はできません。脱帽です。
さりげないおもてなし!惹かれますね!!
ここにもありましたOKサークル。
キャディーさんとは、時間の経過とともに本当に親しくなることができました。プレーヤー1人にキャディーさんが1人付いてくれるという贅沢さとキャディーさんの明るさ、人懐っこさに「はまってしまったゴルフおやじ3人組」でした。
今回は、現地4泊5日の旅で、5日間ぶっ続けでラウンドするというまさに耐久レースの感じさえありましたが、全員完走することができ、満足感に浸ることができました。
私の最終日のスコアは、疲れと暑さでふらふらになりひどいスコアだったような気がしていましたが、スコアシートを見直してみると、ショートでバーディー1つ、パーを2つ、ミドルでパーを1つ、ロングでパーを1つ取っていました。最終ホールの入れ頃外し頃のパットを最後の気力を振り絞って、カップにど真ん中から沈めてパーで締めくくれたことが自分への勲章のように思います。
ご一緒いただいたゴルフおやじのお二人と今回のゴルフ旅行でお世話になった方々に心からお礼を申し上げたいと思います。
右は、お世話になった運転手さん。運転が上手で素朴な好青年でした。次回もタイに来ることがあれば、是非お願いしたいと思いました。